ロックダウン期間に得た習慣力(ただの習慣じゃダメ!環境に頼らない習慣力が大事)

健康
この3ヶ月間シンガポールはロックダウン状態で、人に会ったら1回目は300ドルの罰金、2回目は1000ドル、3回目は逮捕と言うとても厳しい罰則がある。今まで5年間特に何不自由なく暮らしてきた。日本人だということで差別を感じたこともなかった。しかしこの3ヶ月の間で、この考えは少し変わった。
国からの補助金として一人600ドルをシンガポール人と永住権に配られた。当初は自分も一応税金を払っているのになんでだろうとは思ったけど、あまり気にすることはなかった。その後、コロナウイルスの感染者をニュースで報道するする際に、シンガポール人と永住権を持っている人たちの数、そしてその他外国人というくくりで分けられている。インド人やバングラデシュ人など建設現場で働く人たちの感染者が増える中、現地人の感染者は減っていった。確かに今毎日感染者が増えているのはそのような労働者達の寮で起こっている。そのようにくくりを分ける事で、実際に通常の生活(同じ家に何人も共同生活をしている状態ではない生活)をしている人の数値が下がっていることを示すにはいいかもしれない。でも苦しんでいる人がいる中で、「コミュニティケース(現地人の感染者)が減って良かった」というのはどうなのだろうか。。。
さて、この3ヶ月間誰とも会わずに、毎日1時間ぐらいだけ外に出て運動するだけの生活を続けた記録を残そうと思う。
自分はかなり中心街に住んでいて、駅まで2分という一見とても良い立地に住んでいる。ここまで聞くとすごい高級なところに住んでるんでしょうとよく言われる。しかし家賃は普通の人よりかなり安い。なぜなら部屋の大きさが横になれば両端の壁に着きそうなぐらいの大きさで、しかも窓がないからだ。テラスハウスとい形態の家で(テレビ番組のテラスハウスとは結構違う)、寮みたいな感じだ。トイレやシャワーなどは共同で使い、基本的には部屋の中でみんな過ごす。
この家に住みだした去年の3月からずっと、寝るためだけに家に帰ってきていた。こんなに狭い部屋で12時間以上もいることはほとんどなかった。だから最初にこのロックダウン生活が始まった時、誰か他の人の家に行った方がいいんじゃないかと思っていた。
最初の1か月は慣れるのが大変だったが、同じ部屋の中にいる中で工夫すればかなりクリエイティブに、高い生産性で生活できることが分かった。その中で自分が実践したこと、そして学んだことを書いていこうと思う。

【実践した事 その1 ホワイトボード】

部屋の中にホワイトボードを三つ設置し、意識したいことを書き出した。
一つのホワイトボードは1日のスケジュール用。仕事もプライベートも含めて予定をそこに書き出して、やるべきことが1日の終わりに終わっているようにした。
二つ目のホワイトボードは、1日の中で意識して習慣にしたいことを書き出した。具体的にはシングルタスクをすること、SNS を見る時間を決めること、そして1日の中で何回も実施した二重顎を治すための筋トレ方法を書いた。狭い部屋の中なので1日の中で何回もそのボードが目に入り、その都度意識するようになった
三つ目のホワイトボードはご飯を食べる時間を記入して、断食するようになったこの lockdown の間に、今までの人生で何回も挫折した、ファスティングにチャレンジしようと思ったためである。自分は無意識の間にご飯のことを考える癖があり、必要ない時でもご飯を食べてしまう時があった。お腹がすくとイライラする癖があり、自分でも治したいところのひとつだった。そこで今流行りのintermittent fastingを生活に取り入れ、1日のうちに8時間の間だけご飯を食べるという生活に変えた。ボード使ったことで、自分が毎日続けられていることがわかり、うまく習慣化することができた。

【実践した事 その2 睡眠の質改革】

最初の1か月は色々考えすぎてよく寝れないことがあった。そこで睡眠の質を向上させるために何かできないかと考えた。いろいろ記事などを調べた結果どうやらこの二つを取り入れるといいらしいという結論に至った。
一つ目は自分の睡眠をモニターすること人はよく寝れなかったと思った次の日に睡眠のアプリなどを使ってその数値を見て「案外ちゃんと寝れてるじゃん」と思うことで、活動的になれるらしい。何事も気からということだと思う。自分は Fitbit を付けて、睡眠をモニターすることに加えて、sleep cycleというアプリもダウンロードした。このsleep cycleというアプリは自分が何時間ぐらい寝れたかを記録できるのはもちろん、なんと自分のいびきまで録音してくれる。自分は昔お酒を飲んだ後にいびきをしていると指摘をされることがよくあったが、睡眠改革を始めた当初もいびきをかいていたことに驚いた。どうりでよく寝れていないと思うことが多かったわけだ。これで毎日記録をすることで、どのようにしたらよく寝れるかを研究するようになった。
二つ目に実施したのは枕を変えることと言ってもシンガポールの店は全部閉まっているので枕を買いにはいけない。そこで枕なしで寝る、抱き枕で寝るの二つを試した。枕なしで寝ると翌日体がとてつもなく痛かった。そこで抱き枕で寝ると、いい感じになることが分かった。低い枕で寝ることで気道が確保されたからかいびきもしなくなった

【実践した事 その3 野外での運動】

今までの5年間毎朝のようにジムに行っていた。多分1ヶ月のうちに28日ぐらいはジムに行っていたと思う。ジムがあることでお金を払ってるからには行かなきゃもったいないと言う精神で今まで5年間通っていた。ジムがあることで自分の生活のリズムが整えられていたのだと思っていた。
しかしこのロックダウン生活でジムにいけない生活となったため毎朝近くの公園で hiit をやり、家の近所を走る生活に変更した。やってみると外の風が心地よかったり、走ってる時にカワウソを見つけたり少しの変化がなんだか新鮮だった。公園で毎朝同じ時間に運動している女ということで通りかかる人たちにかなり見られるというデメリットがあるけれども、それでも休日も含めて毎日運動継続してきた。
結論としてわかったことは、もうジムはいらないということ元々ジムに通っていた理由は減量したいからという理由もある。でももし減量が目的だとしたら、ウェイトマシンやプログラムなのに参加しなくてもいいのじゃないかと思うようになった。それに将来もし僻地に引っ越したりジムがない場所に住むことになった時のために、最初からジムに頼る生活じゃなくて自立した持続可能な生活スタイルにシフトしていくいいチャンスじゃないかと思った。そして思い切ってジムをやめることにした。
ちなみにプロテインも摂取することをやめた。1日ぶんのタンパク質が足りないからというわけで毎日摂取していたが、これもまた元々脂肪がたくさんついている自分の体には何の意味もないことだったと気づいた。飲むことで体にいいという風に思い込んでいただけだった。結果としてはプロテインを飲むのをやめても、並行して行なったファスティングの効果かわからないが、体は引き締まってきた。

【実践した事 その4 瞑想】

上記で説明した通り毎日朝公園で運動をする習慣を身につけた。そして運動の後に毎朝15分ほど瞑想をすると言う習慣も身につけた。瞑想は過去にも時々行っていて、特に夜に毎日実施していた時期はとても効果があったと実感していた。自分のスケジュール的に夜に時間を取って瞑想することが難しくなってしまったため、しばらく瞑想をする習慣がなくなっていた。なのでこのロックダウンを機にもう1回習慣として取り入れることにした。
ただし、知り合いがランニングをしている時に休みたくなって道の脇で座っていたところ、警察官に何をしているのかを聞かれて、罰金300ドルを取られたという話を聞いていたので、ただ瞑想するのは危ないと思っていた。そこで自分が実践したのは「ストレッチするふり瞑想」。運動後の長めのストレッチをしていると思いきや目をつぶって瞑想しているという方法。おかげで無事に罰金を取られないで済んだ。
瞑想していく中で気づいたことがある。それは自分が上で述べたように実践してきたことが全て瞑想につながるということだ。瞑想している時は必ずと言っていいほど違うことを考えてしまう。その都度もう1回集中し直して呼吸に意識を向けるのだ。この意識をもう1回集中し直すことでそれが筋トレとなり力となっていく。
これは「シングルタスク」の原理なのだと気付いた。他のことをしそうになったらまずは今していることに集中してそのタスクを終わらせる。そして終わったらまた次のタスクに行く。まさに瞑想がこの集中力のトレーニングだと気づいた。
寝る時も同じ原理だと思った。寝る時にたくさんのことを考えてしまって(例えば明日の予定とか、自分が今勉強している言語で文章を作って翻訳し出したりとか)寝れなくなってしまうのだ。だからこそ何も考えないことに集中すると、よく寝れるようになる。
そう考えると瞑想は最強のツールなのかもしれない。
結論としてこの3か月のロックダウン期間は自分の人生にとってかなり有意義な時間だったと思う。自分の外の環境(例えば自分の場合は運動するためのジムや勉強するためのカフェといった場所)に頼らなくても、自分自身の力で代替え案を考えて実施することができるということがわかった。これは将来どんな場所で暮らすことになっても、続けられることだと思う。環境に頼らずに続けていける習慣をこれからも身につけていきたいと思う。

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